SERVICE

サービス

プラットフォームエンジニアリングサービス

本質に集中できる環境づくりで
ビジネス価値を創出

プラットフォームエンジニアリングサービスとは

プラットフォームエンジニアリングは、開発者の認知負荷を下げ、自律的に開発できる環境を実現するための活動です。インフラやツールの整備にとどまらず、開発プロセスやチーム体制、組織文化など、開発者を取り巻くすべてが対象となります。生産性を高めて製品・サービスのリリースを加速し、ビジネス価値の創出につなげることが狙いです。ULSコンサルティングは、お客様の組織の状況に合わせて最適な道筋を示し、ゴール達成まで一貫してご支援します。

プラットフォームエンジニアリングで実現できること

  • 1

    企業の競争力向上

    インフラ構築や各種設定といった開発以外の作業負担を最小限に抑えることで、開発者の生産性が高まり、製品・サービスの市場投入までの時間を短縮できます。さらに、先進技術や新しいアイデアに挑戦する余裕が生まれ、より多くの価値創出や市場での競争力向上が期待できます。

  • 2

    組織としての全体最適

    複数の開発チームが存在する組織は個別最適化に陥りがちですが、共通の開発プラットフォームを整備することで、チーム間のノウハウ共有やスキルの底上げ、若手メンバーの早期活躍が図れます。チームトポロジーに基づき、組織設計も最適化。オープンなコミュニケーションやアジャイル文化が定着し、よりよい組織風土が醸成できます。

  • 3

    優秀なIT人材の確保

    開発者はセルフサービスで開発環境やリソースを取得できるようになり、開発者体験(Developer Experience/DevEx)や満足度が向上します。安全でストレスの少ない開発環境はモチベーションや帰属意識を高め、優秀なエンジニアの採用・定着を後押しします。

  • 4

    AI-Readyな組織の実現

    AI駆動開発を推進するうえでも、開発プラットフォームの標準化は有効な手段の一つです。組織体制や開発プロセス、技術基盤を標準化し、開発者とツールの双方が理解しやすい状態に保つことで、生成AIや自律型AIエージェントが有効に機能する土台を作ります。

組織の自走を支援するアプローチ

ニーズに合わせたプラットフォームで
組織構造ごと最適化

貴社に最適なインフラやツールを選定・統合したうえで、開発生産性指標に基づき施策効果を測定。継続的に改善する仕組みとプロセスを構築し、組織全体のパフォーマンスを高めます。組織のコミュニケーション構造や開発チーム間の連携も最適化します。貴社の状況や開発文化を踏まえ、最適な導入計画立案と確実な遂行をサポートします。

能動的な価値提供で
開発者のパフォーマンスを最大化

プラットフォームは、開発チームがセルフサービスで自律的に開発・デプロイできるように整備します。開発者が直感的に操作できるインターフェースを導入し、効率的な開発と情報共有をサポートします。社内のインフラを支えるインフラチームは能動的に動く「プラットフォームチーム」へと進化し、開発者に対して継続的に価値を提供します。

支援の事例

  • 製造業A社様

    開発経験者0名のチーム、3ヶ月でアプリ完成

    DX推進に向けた内製化が急務となっていたが、社内には開発ノウハウがなく、専任のエンジニアもいない状態だった。そこで、開発未経験の小規模チームに対し、伴走型で内製化を支援。アーキテクチャ設計や企画、UI/UX検討から実際の開発・運用まで幅広くサポートし、開発者プラットフォームを整備した。内製化により継続的な機能改善と迅速な市場対応が可能となり、事業部門を中心に商用レベルのアプリケーション開発を実現した。リリースサイクルを年1回から月1回へと大幅に短縮し、事業の収益化に成功した。

    アーキテクチャ設計支援
    開発者プラットフォーム構築

    外部依存から脱却
    コスト半減により事業の収益構造を変革

  • 小売業B社様

    障害発見から復旧までの時間を30分以内に

    各チームの個別最適化に伴い監視ツールが乱立し、障害発生時の原因特定に膨大な時間を要していた。そこで、オブザーバビリティを強化し、シフトレフト(早期問題発見)を推進。さらに監視システムを統一することで、問題検知から障害箇所の特定までの時間を平均30分以内に短縮し、事業損失を大幅に削減した。また、チームトポロジーの観点から各チームの役割を定義。複数のツールが分散している状況を改善するため、Backstageを活用した統合開発者ポータルの構築と実証実験を支援し、組織全体の生産性向上につなげた。

    オブザーバビリティ・シフトレフト
    開発ポータル構築とPoC
    プラットフォームチーム組成

    システム起因の機会損失を極小化
    開発者の生産性向上

  • 不動産関連業C社様

    初日から開発に着手できるプロセス・環境を実現

    協力会社を含む開発メンバーの入れ替わりが激しく、環境構築やルール習得のためのオンボーディングコストが開発スピードを著しく低下させていた。そこで、入れ替わりの多い開発チーム向けに統合開発基盤を構築し、新規メンバーが初日から機能をデプロイできる環境を実現。開発環境の自動構築とルールの基盤統合により、セットアップ時間をゼロに短縮した。透明性を重視した開発文化の醸成とともに、生産性の定量的な把握が可能となった。プロジェクト管理から情報共有までを一元化することで、開発スピードが向上。開発者プラットフォームの実現と開発文化の定着の両立を達成した。

    開発・スクラム運営ルール策定
    開発者プラットフォーム構築

    エンジニア満足度向上によりメンバーが安定
    長期開発が可能な組織へ

  • 金融業D社様

    リリース作業を2日間から2時間に短縮

    頻繁な改修が求められる証券システムにおいて、リリース作業が複雑な手順書に基づく手作業に依存しており、ミス誘発のリスクと長時間拘束が常態化していた。そこで、開発環境の課題解決を支援。属人化していた手動のデプロイ作業を自動化することで、リリース作業を2日間から2時間に短縮した。IaC(Infrastructure as Code)を導入して開発環境の構築を自動化することで、複数案件の並行開発も可能となった。複数ベンダー間の開発標準化も推進し、高速で安定した開発・リリースプロセスを構築した。

    100以上ある既存システムの依存関係を可視化
    デプロイを自動化

    システム全体の品質向上
    稼働安定化による機会損失防止を実現

サービスの特徴

  • 豊富な知見に基づきアーキテクチャ標準を定義する

    貴社の標準となるインフラやツールを選定します。プラットフォームはプロビジョニングや継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)、オブザーバビリティなどの手法に基づき設定を施し、開発者の裁量や効率と統制を両立する環境を実現します。開発標準テンプレートなどの整備も行います。開発者はアプリケーション開発以外の要素を意識する必要がなくなるため、不要な学習コストを抑制できます。

    Policy as Code / Progressive Delivery / GitOps
  • 組織や開発プロセスにも踏み込む

    組織が設計するシステムは、その組織のコミュニケーション構造を反映する――。コンウェイの法則が述べるとおり、組織の構造やチーム間のコミュニケーションはシステムの設計やアーキテクチャに影響を与えます。その意味においてプラットフォームエンジニアリングは共通のインフラやツールを提供し、各チームの協力関係を醸成する効果があります。プラットフォームエンジニアリングがもたらすポジティブな影響をさらに押し広げて継続的な改善活動を続けられる組織とプロセスを構築します。

    適応型組織設計/能力成熟度モデル
  • データに基づき効果の大きな施策を実行する

    プラットフォームエンジニアリングでは様々な施策を実施します。取り組みの成果を定量的に把握できるよう指標を設定します。計測対象は開発の生産性だけでなく、開発者の満足度なども含みます。指標の成果を定点観測し、施策を取捨選択することにより、組織全体のパフォーマンスを効率的に高めます。

    開発生産性指標/サービスレベル

サービス実施の流れ

  • 現状のアセスメント

    まずは現状を評価します。主要ステークホルダーへのヒアリングや各種ドキュメントの調査を通じて、技術スタックやインフラ構成、ツール、開発プロセス、さらには組織構造や人員構成を把握します。その後、課題やボトルネック、改善点を明確にします。

  • 導入の戦略とロードマップの策定

    アセスメントの結果に基づいてプラットフォームエンジニアリング導入の戦略とロードマップを策定し、アクションプランと優先順位を決定します。開発の生産性やリリースの頻度など、活動の成否を測るための指標も設定します。また、この段階でインフラやツール、人材配置など活動にともなう予算を検討します。

  • プラットフォームの構築

    実際にプラットフォームエンジニアリングを実践するための環境を整備します。必要に応じてPoCを織り交ぜながらプラットフォームを構築し、プロビジョニングや継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)、オブザーバビリティなどの手法をより洗練された形で実践できるよう設定を施します。必要に応じて組織体制や開発プロセスも見直します。

  • パイロット移行

    既存システムや進行中のプロジェクトを新しいプラットフォームに移行します。複数回のパイロット移行を通じて安全性・効率性を確保した上で、システムの性質を見極めて新プラットフォームへの移設の計画を立案します。それに合わせてプラットフォームの開発や運用に必要なスキルの移転も実施します。必要に応じて効果測定、改善活動や計画の見直しも行います。

ULSコンサルティングの強み

エンジニアに刺さる開発者体験を提案できる

ULSコンサルティングは業界屈指の技術力を持ったエンジニア集団でもあります。エンジニアが働きやすい/働きにくい環境とは何か、どんな要素がモチベーションを高める/下げるのかを実体験として把握しています。貴社のエンジニアに刺さる環境を提案できます。

公平中立な視点での最適なソリューションを提案できる

ULSコンサルティングは公平中立な立場でお客様のニーズに応えます。特定の製品やサービスありきの提案はしません。お客様の業務に最も適した製品やサービスを選定し、導入から運用まで包括的にサポートします。

実績に基づいたプラットフォームエンジニアリング支援

ULSコンサルティングは業務システムやプラットフォームの構築、開発プロセスやDevOpsに関して広範な知見を備えています。アーキテクチャはモノリスからマイクロサービスまで、インフラはホストからクラウドまで、ありとあらゆる形態の業務システムを把握しているため、お客様の状況に合わせて最適なアプローチを提案できます。